国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)は、障がいのある方も、ない方も、
すべての人にご利用いただける施設です。障がい者が主役の芸術・文化・国際交流活動の機会を創出し、
障がい者の社会参加促進をめざします。施設内には、多目的ホールや研修室、宿泊室、レストランを備えています。
プロジェクト
Big-i主催
2025年8月9日(土)~8月11日(月・祝)
詳しくはチラシまたは下記タイムテーブルを参照
国際障害者交流センター ビッグ・アイ
独立行政法人日本芸術文化振興会
文化庁
連携:大阪府
協力:Arts with the Disabled Association Hong Kong
・手話通訳(日本語)
・日英逐次通訳
・日英中逐次通訳
・日韓逐次通訳
国際障害者交流センタービッグ・アイ 多目的ホール
大阪府堺市南区茶山台1-8-1(南海泉北線「泉ケ丘」駅から約200m)
国際障害者交流センター ビッグ・アイ「ダンスキャンプ」係
TEL 072-290-0962
FAX 072-290-0972
*お電話でのお問合せは土・日・祝を除く10時~17時
Eメール dancedrama@big-i.jp
各プログラム 20名
*応募多数の場合は抽選
障がいの有無・ダンス経験不問(未就学児不可)、ダンスに興味関心のある方
●未成年の場合は、保護者の同意が得られること。
●写真・動画の撮影、また撮影した写真・動画について、ビッグ・アイや関係機関の広報活動での使用を了承できること。
●応募・参加にかかる費用を自己負担できること。
無料・要事前申込
2025年7月6日(日)必着
【ウェブフォーム】
下記応募フォームよりお申し込みください。
【Eメール、郵送またはファックス】
応募用紙に必要事項をご記入の上、下記応募先までお送りください。
【応募先】
国際障害者交流センター ビッグ・アイ「ダンスキャンプ」係
〒590-0115 大阪府堺市南区茶山台1-8-1
FAX 072-290-0972
Eメール dancedrama@big-i.jp
夏のワークショップシリーズ第3弾!!
アメリカ、韓国、香港、トーゴ、日本
5か国・地域の振付家・ダンサーによるダンス・ワークショップ
「国籍、年代、障がいの有無にかかわらず、旅の始まりのように、心躍り、ただ自由に感じ、楽しんでほしい」そんな想いから、2023年にスタートした『Breakthrough Journey Dance Camp』。
ダンスを軸に、さまざまな体験・交流・可能性が生まれる場として、誰もが舞台芸術に触れられるワークショップを展開してきました。
第3弾となる今年は、国内外の第一線で活躍する5か国・地域の振付家・ダンサー6組による独自のスタイルのダンス・ワークショップを開催します。
タイムテーブル
プログラム①
Karen Chan ダンス・ワークショップ
8月9日(土) 10:00-12:00
Karen Chan(カレン・チャン)
香港演芸学院でミュージカル・シアター・ダンスを専攻。タップダンスグループR&T(Rhythm & Tempo)のメンバーとして、香港や台北タップフェスティバルなどに出演。数多くのミュージカルに出演するほか、コンサートなどさまざまな舞台作品の振付を手がけ、『The Next 20 Hins Live in Hong Kong Hins Cheung Concert』などの振付に参加。また、パーキンソン病患者のための創作ダンスチームであるジョッキークラブの『Dance Well』プロジェクトにも参加。高齢者に向けたタップダンスの普及や、車いす、視覚障害者、聴覚障害者など、障害のあるアーティストのダンス創作もおこなう。
アシスタント・ダンサー
Sylvia Lai Hoi Ting(シルビア・ライ・ホイ・ティン)
香港展能藝術會(ADAHK)所属のアーティストで、幼少の頃からラテンダンスと社交ダンスを学ぶ。ADHDと失読症の問題に直面しながらも、卓越したダンサーになること、さらにはダンススポーツの普及にも尽力している。数々のラテンダンス競技で優れた成績を収めており、現在、世界ダンススポーツ連盟(WDSF)において、女子アダルト・ソロ・ラテン部門で世界ランク第3位。最近では、THE Platformのインクルーシブ・ダンス作品『Harmonies of the Dance』、『My Way』(香港藝術中心)、No Limitsショーケース『Small Steps, Giant Strides』(Tai Kwun)などに出演。
プログラム②
白神ももこ ダンス・ワークショップ
8月9日(土) 13:30-15:30
白神ももこ(しらが・ももこ)
振付家・演出家・ダンサー / ダンス・パフォーマンス的グループ「モモンガ・コンプレックス」主宰
モモンガ・コンプレックスでは、全作品の構成・振付・演出を担当。無意味・無駄を積極的に取り入れ、生活の中の些細なできごとやダンスにとどまらない表現を自由に取入れユニークな空間を醸し出す。2022年デフ・パペットシアター・ひとみ『百物語』原作:杉浦日向子を構成・演出、2023年クロスプレイ東松山にて高齢者福祉施設デイサービス楽らくでの滞在制作『どこ吹く風のあなた、ここに吹く風のまにまに』など。その他演劇作品への振付提供をするなどジャンルを越えた活動をしている。
2017—2018年度セゾン文化財団ジュニアフェロー。四国学院大学、桜美林大学非常勤講師 。2019〜2024年度、埼玉県富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ芸術監督
(撮影:北川姉妹)
アシスタント・ダンサー
西井あずさ(にしい・あずさ)/日本
2021年より白神ももこの「ダンスの時間」に参加し、2025年3月白神演出・出演の『Open the Door ~ダンスの時間~』@富士見市民文化会館キラリふじみに出演。現在小学6年生。
プログラム③
YELL & RINKA ダンス・ワークショップ
8月10日(日) 10:00-12:00
YELL(エール)
世界で活躍する聴覚に障害のあるBgirlダンサー。Yell を表す言葉「Limitless(限界はない)」どおり、様々なダンスシーンで挑戦を続けている。ブエノスアイレス・ユースオリンピック(2018)で銅メダル獲得。『Red Bull BC One South Korea Cypher』(2019)優勝など。国内外で数々のバトル受賞歴を持つブレイクダンスチームGamblerz crew、韓国が誇る世界的なダンススタジオ1Million に所属している。韓国代表ブレーキングチームのメンバーでもある。
RINKA(リンカ)
4歳からダンスを始め、青森県八戸市を拠点に活動中。国内にとどまらず、NYのダンスバトル『STEP YA GAME UP HIPHOP SIDE』(2024)準優勝をはじめ、シンガポール、中国、インドネシア、韓国など海外のダンスバトル等で多数の受賞歴を持ち、父であるMITSUとD&Fとして親子チームとしても活躍。また日本国内・海外でのワークショップもおこなう。表現力溢れるダンスとミュージカリティーには定評があり、東北を代表する若手ヒップホップダンサーの1人。
アシスタント・ダンサー
KICK(キック)
鶴岡市のダンススタジオなどでインストラクターをする傍ら、アーティストのバックダンサー、振付、小学校や養護学校、児童館でダンス講師を務める。2014年、インクルーシブダンスファミリー「Kickin’ Dance Fam」(キッキンダンスファム)を結成。チームメンバーと県内外のイベントに出演するなどして活動をする。2023年からは、東京2020パラリンピックの開閉会式に出演したダンサー等が所属するパフォーマンス集団「DIVERz」(ダイバーズ)唯一の東北メンバーとしても活動を広げている。
プログラム④
んまつーポス ダンス・ワークショップ
8月10日(日) 13:30-15:30
んまつーポス(namstrops)
2006年、宮崎大学舞踊学研究室から生まれた、逆さにこだわる創作ダンスカンパニー。「逆さから物事を考えることで新たな価値を創造する」をコンセプトに、身体を通じた実践的研究を展開。カンパニー名も「スポーツマン」の逆さ読み。2008・2011・2012年、横浜ダンスコレクション ファイナリスト。シビウ国際演劇祭をはじめ、これまで17カ国・45都市で、ダンス作品やプロジェクトを展開。東京都美術館や金沢21世紀美術館をはじめ、全国の現代美術館にて「体育(からだを育む思想)」を展示する、独自の実験的芸術活動もおこなう。国内外での公演に加え、子どもからシニアまでを対象にした「SOUSAKU-DANCE」(正解のない課題にグループで向き合う美的創造的運動体験)のワークショップや企業研修を実施。
日中は保育園の子どもたちが遊ぶ体育館、夜と休日はコンテンポラリーダンスを上演する劇場へとトランスフォームする、二つの顔を持つ空間「透明体育館きらきら/国際こども・せいねん劇場みやざき」(愛称:CandY)を運営し、2023年には「空はひろいな!みやざき国際ダンスフェスティバル」をスタート。2017年から8年連続でキッズデザイン賞、国際交流基金地球市民賞(2024年度)を受賞。
(Photo by Nishii Junnosuke)
プログラム⑤
Carina Ho ダンス・ワークショップ
8月11日(月・祝) 10:00-12:00
Carina Ho(カリーナ・ホウ)
カリフォルニアを拠点に活動する音楽家、ダンサー、振付家。かつては障害のあるダンサーとないダンサーによるプロのダンス・カンパニー「AXIS Dance Company」のメンバーとして、国内外で多数の公演に出演、指導をおこなう。国際的なフルブライト奨学金を受け、モンテビデオ(ウルグアイ)で指導と自身の振付作品の開発に携わる。音楽家ONIKHOとして楽曲を制作し、ダンスと音楽を融合させ たダンス・ビデオを数多く手がけ、アメリカ各地の映画祭でも紹介されている。パフォーマー、振付家として障害のある身体を積極的に作品に取り入れており、多様な身体が恥じることなく見られる空間を当たり前のものにしていくことを、アーティストとしての 使命としている。
プログラム⑥
Alain SINANDJA / Arts For All ダンス・ワークショップ
日時:8月11日(月・祝) 13:30-15:30
©William Frederking @Dance Center of Columbia College Chicago
Alain SINANDJA(アラン・シナンジャ)
振付家・ダンサー。アフリカのトーゴ出身。Cie Arts For AllとHappy African Festivalの創設者兼芸術監督。2010~15年に所属したAske-DanceとSOJAF伝統舞踊団でプロフェッショナルなダンスの世界に入る。山崎広太振付『Darkness Odyssey Part 3:』、岡登志子の作品などに出演。振付家下村唯との共同制作作品は「横浜ダンスコレクション2019」で振付賞を獲得。シカゴを拠点に活躍する振付家J’Sun Howardとのプロジェクト『The Righteous Beauty of the Things Never Accounted For』では、複雑なテーマ「Black Fugitivity」を日本文化/美学との関連において探求している。また、アフリカの伝統舞踊およびコンテンポラリーダンスの教育にも情熱を注いでおり、伝統舞踊の歴史的背景を伝え、その多様性の素晴らしさを紹介している。伝統舞踊を解体・再構築し、現代的な表現に橋渡しすることに重点を置いている。
【お申込み・参加にあたって】 |
【ダイジェスト】Breakthrough Journey Dance Camp+2024
Contact
072-290-0962
受付時間:平日 10:00~18:00