国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)は、障がいのある方も、ない方も、
すべての人にご利用いただける施設です。障がい者が主役の芸術・文化・国際交流活動の機会を創出し、
障がい者の社会参加促進をめざします。施設内には、多目的ホールや研修室、宿泊室、レストランを備えています。
プロジェクト
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障がいについて
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頸髄損傷C3・4、不全麻痺(右半身の麻痺が特に強い)。
移動は簡易電動車いすを使用。手すりがあれば、階段の上り下りができます。
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トラベルサロンに参加した理由
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個人旅行として安くで海外に行けるということと、自分達でプランを決められるというところに惹かれて参加しました。
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勉強会
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感想・印象に残ったこと
旅行会社やホテル、航空会社など様々な職種の方の話を聞く事ができて、すごくためになりました。特に当事者(車いす)の方の実体験話は新鮮で驚きました。
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台湾旅行
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楽しかったこと
観光地はもちろんですが、街を移動している時の印象が強く残っています。見た事のない光景、聞いた事のない音が多く、ずっとワクワクしていました。夜市の雑多な感じは活気があって、自然に元気がでてきて楽しかったです。
印象に残ったこと
海外に行ったら、『1人で散歩しながら現地の方に話しかけてみたい!』と思っていました。自由時間ができた時に、今しかない!と思い、ホテル(シーザーパーク台北)から四門夜市まで行くことにしました。何かあってはいけないので、少し距離をあけて木島さん(他)がついて来てくださいました。
とにかく、人を選ばずに話かけようと決めていたので、目が合わなくても声をかけていきました。結果、大半は断られましたが、数人と会話することができ、台湾語も英語もできませんが、ジェスチャーでなんとなく分かるので、そんなに迷うことなく四門に着きました。
特に印象に残ったのは、年配の方に声をかけた時のことです。年配の方は比較的日本語が通じると聞いていたので、一度声をかけてみましたが、「あ~~!」って睨まれ、なんだか怒られてしまいました。怒っている内容ははっきりとわかりませんでしたが、きっと「何? 何言ってんの?」みたいな事を言っていたんだと思います。心臓がバクバクしましたが、とてもいい経験をさせていただきました。ありがとうございました!
不満だったこと・改善点
とにかく、急ぎっぱなしだった印象が強く残っているので、例えば、翌日はゆとりプランにしたりして、バランスを考えるのもいいのかなと思いました。後、2人共車いすでトイレやお風呂に時間がかかるので、晩御飯の時間を少し早めにしていただけると、夜の時間が増えるので助かります。
不安・困難なことに対する具体的な解決・対処方法について
不安はやっぱりトイレです。飛行機の時は、オムツを穿いて対処しました。台湾についてからは、何箇所か鍵ができない(中でターンができないため)トイレがあったので、参加者の方にドアの前に立ってもらい、終えてからドアを開けていただくなどして手助けしてもらいました。
難しいことは、ホテルの部屋の家具位置の調整です。ベッドや家具などの位置によっては車いすが通れないことがあるので、使いやすい位置に移動していただきました。
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今後に向けての意見・提案
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苦手なことや手伝ってもらわないとできないことなど、サロンの時に、全員又はグループで動作確認などを行っていれば、旅行中スムーズになるのではと思いました。
それから、互いを深めるためにもみんなで食事や遊びなど、一緒に行動する機会があればいいなと思いました。より細かいことにも気がつくのではないでしょうか。
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