東の和泉流（野村家）と西の大蔵流（茂山家）の共演による東西狂言公演。また、野村萬斎自身による解説では狂言の見どころや東西それぞれの演じ方の違い、狂言の世界ならではの言葉の意味などを分かりやすく紹介します。

■演目・演者
解説　野村萬斎
狂言の見どころをわかりやすく解説

茂山狂言会による「棒縛」（ぼうしばり）
いつも主人が留守の間に召使い（めしつかい）の太郎冠者と次郎冠者が、酒を盗んで飲んでしまいます。留守中、二人に酒を飲まれないようにと、まずは次郎冠者に棒の術を披露させ、すきを見て両手を棒にしばりつけてしまいます。そして、それを見て笑っている太郎冠者も後ろ手に縛ってしまいます。これで安心と主人は出かけて行きます。しかし、残された二人は縛られたままでも酒を飲む方法を思いつき、まんまと酒を飲むことに成功しますが、そこへ主人が戻ってきてしまい…
出演：太郎冠者/茂山千五郎　次郎冠者/茂山正邦　主人/網谷正美　後見/井口竜也

万作の会（野村家）による「蝸牛」（かぎゅう）
修行を終えて帰る途中の山伏（やまぶし）が竹やぶで休んでいると、主人の命で、長寿の薬になるという蝸牛（かたつむり）を捕りに太郎冠者がやってきます。太郎冠者が山伏を蝸牛だと思い込み声をかけると、面白がった山伏は蝸牛になりすまして太郎冠者をからかいます。さらに山伏は、囃子言葉（はやしことば）に浮かれてなら同行しようと、太郎冠者にかたつむりの囃子言葉を教え…。
出演：山伏/野村萬斎　主/高野和憲　太郎冠者/石田幸雄　後見/中村修一

≪特別鑑賞室のご案内≫
この公演では３Ｆに特別鑑賞室をご用意しております。特別鑑賞室では子ども連れの方（今回の公演では就学児以上に限る）等が周囲を気遣うことなく安心してご鑑賞いただけます（ガラス越しでの鑑賞となります）。ただし、座席に限りがございますので事前申し込みが別途必要となります。応募多数の場合は抽選となりますので、ご了承ください。お申し込みの際に特記事項として「特別鑑賞室希望」とご明記ください。

≪参加方法≫
下記の記載事項をもれなくご記入のうえ、官製はがき、封書、FAX、Eメール、ビッグ・アイホームページ応募フォームのいずれかでご応募ください。
応募多数の場合は抽選となります。当選された方には3月15日頃より順次、郵送で通知いたします。落選の通知はいたしませんのでご了承ください。

≪記載事項≫
〓氏名（フリガナ）
〓年齢
〓郵便番号
〓住所
〓電話番号
〓ＦＡＸ番号
〓同伴者氏名（フリガナ）・年齢
〓障がい者手帳等をお持ちの方は「手帳あり」とご記入ください

※以下項目は「手帳あり」と記入した方のみご記入ください。
〓サポート希望事項（手話通訳/要約筆記/副音声ガイド/点字プログラム/車イスでの来場/補助犬の同伴）
〓車での来場希望（あり/なし） 当日のビッグ・アイ駐車場は障がい者専用となります。ビッグ・アイ発行の駐車証をお持ちの方のみ駐車できます。※ご希望に沿えない場合がございます。ご了承ください。
〓特記事項　例：「特別鑑賞室希望」など。
※ご応募の際にご記入いただいた個人情報については、個人情報保護関係法令を遵守し、本事業の実施目的以外には使用いたしません。

応募多数の場合は抽選となります。当選された方には3月15日（金）より順次、郵送で通知いたします。落選の通知はいたしませんのでご了承ください。

≪応募宛先≫
■官製はがき・封書　〒530-8090　日本郵便株式会社　大阪北郵便局留置「ビッグ・アイ狂言会」係
■FAX　072-290-0972
■Ｅメール　big_i_kyogen@yahoo.co.jp