10月13日朝日新聞掲載 ビッグ・アイフォーラム プレコラム(1)
空飛ぶ車イスに境界線は、ありません。
十七歳の時にラグビーで脊髄を損傷しましたが、夢をあきらめずに、車イスで世界一〇七カ国を旅してきました。私は「空飛ぶ車イス」とも呼ばれています。
海外旅行で学んだことは、障がいとは、「個性」のひとつでもあるということ。世界にはいろんな人がいます。人は違って当たり前。車イスもそんな違いのひとつです。だとすると、障がいのある人とない人を分ける意味は何なのでしょう。
ダイバーシティ(多様性の受容)とは、個性を尊重し、お互いを認め合うという考え方。十二月二十五日、「ビッグ・アイフォーラム」で、この考え方を共有し理解を深め、交流できることを楽しみにしています。
木島英登バリアフリー研究所代表 木島英登
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