サマーフェスタ2009
はじめにきよし「音楽であそぼコンサート」
~懐かしい音色が奏でる言葉のない音楽~
6月21日(日)15:30~16:00 エントランスホール
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サキタハヂメさん(ギター&のこぎり担当)と新谷キヨシさん(ピアニカ&ピアノ担当)によるアコースティックデュオ「はじめにきよし」。以前にもビッグ・アイに登場くださったお二人ですが、あれから人気もさらに上昇し、今ではテレビ番組のテーマ曲やCM曲などで、ほのぼのとしたメロディーを耳にするようになりました。 サキタさんが「曲は、いろんな気持ち、風景、懐かしい思い出とか、言葉じゃなくて伝えたいものが伝わるような曲を作ってるんで、僕らの音楽は、もう最初からバリアフリーかなぁ」とおっしゃるように、言葉(=歌詞)がなくても、まるで風景や情景が見えてくるような音楽に観客のみなさんは、その世界にとっぷりと入り込んでいました。
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「では、いよいよ出しましょうか!」とサキタさんが取り出したのは、あのノコギリ。ノコギリをバイオリンの弓のようなオリジナルの弓で演奏するのです。まるでソプラノ歌手の声を思わせる音色は、どこまでも滑らかで、伸びやか。ノコギリとは思えない音に会場は驚きと感動の渦。サキタさんがノコギリの演奏方法をくわしく説明されると、観客のみなさんは熱心に聞き入っていました。 また観客ののせ方も抜群で、ステージからのかけ声やギターのリズムと観客の手拍子の掛け合いをしながら、はじめにきよし音楽の世界を繰り広げ、30分のコンサートがあっという間に終わったという印象でした。
- はじめにきよし
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【プロフィール】
ギターとのこぎりを担当するサキタハヂメさん(1971年、大阪生まれ)とピアニカとピアノを担当する新谷キヨシさん(64年、京都生まれ)のアコースティックデュオ。95年に結成。2000年、ファーストアルバム「はじめにきよし」発売。NTT西日本のCM曲「あした話そう」を担当し、注目を集める。
そのシンプルで広がりのあるサウンドは「お気楽鼻歌風景ミュージック」と呼ばれている。インストミュージック(歌詞のない音楽)ながら、唄ゴコロあふれるサウンドと妙な間合いのトーク&キャラクターで、多くのファンを獲得。
映画「ぼくんち」('03年、阪本順治・監督)の音楽担当をはじめ、CM・TV・舞台への楽曲提供も多数。