サマーフェスタ2009
綱川泰典「初夏のフルートコンサート」
~エントランスに響き渡る初夏の音色~
6月21日(日)12:00~12:40 エントランスホール
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日本初の全盲のプロのフルート奏者・綱川泰典さんがビッグ・アイに登場。
まず、日本の四季を唱歌や童謡のメドレーで演奏してくださいました。「小さい秋みつけた」や「ゆきやこんこん」など、やわらかなフルートの音色で演奏される馴染みのメロディーは、観客の心をゆったりと包み込むようでした。
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次に「アルルの女」など、フルートの名曲を豊かな表現力と確かなテクニックで演奏。さらにはポピュラー曲「千の風になって」では、親しみのあるメロディーを情感たっぷりと演奏され、エントランスホールにはやさしく、さわやかな風が吹き込んだかのような印象でした。
ラストの曲はウィーンフィルのニューイヤーコンサートなどでお馴染みの「ラデッキー行進曲」。演奏中、綱川さんが足を踏み鳴らすと、観客のみなさんが手拍子をするというパフォーマンスを伴って、会場が一体となったコンサートでした。
- 綱川泰典(つなかわやすのり)
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【プロフィール】
日本初の全盲プロフルート奏者。
その美しい音楽は数々の賞に輝き、ニューヨークのカーネギーホールやイギリスのウィンザー城での演奏活動など、海外でも活動の幅を広げている。