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ハートフルフェスタ2008

臨床美術を体験しよう!

~楽しく描いて右脳を活性化~

臨床美術を体験しよう!

臨床アートとはどのようなものなのでしょうか。使うのは、「オイルパステル」。臨床美術士が開発したオリジナルのもので、普通のパステルよりも柔らかくできているため、力の入れ方によって描く線にさまざまな表情がでます。また二色以上を混ぜてもきれいな色が出るため、何度も重ねて描けるのも特長です。

講師の指導の下、細い線や太い線、色の交差など、受講生がさまざまな表現方法を試していると、突然、ゆったりとした波のような民族音楽が流れ出しました。なんと、絵に描く対象はこの音楽なのです。目に見えないものを色や形に置き換えることは、右脳を活性化させ、認知症の予防にも非常に役立つのだそうです。

始めての体験に最初は戸惑っていた受講生も、白い画用紙に様々な色の線を引いていくうちに、少しずつ右脳が活性化されてきたのでしょう。個性的な絵が次々に仕上がっていきます。ワークショップの最後に、色画用紙の上に作品を貼り付けて、並べて展示されると、まるで名画の展覧会のようでした。

NPO法人日本臨床美術協会
NPO法人日本臨床美術協会

【講師紹介】
2004年2月に内閣府から認証され、特定非営利活動法人として活動を開始。
臨床美術は、創作活動を通じた右脳活性化によって認知症の症状を改善することを目的とするもので、認知症の予防や発達が気になる子どもへのケアなどの効果が期待されている。
現在、臨床美術による認知症予防教室「脳がめざめるアート塾」を地方自治体に提案中。


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