ハートフルフェスタ2008
たのしい!半立体似顔絵教室
~蜜蝋粘土で個性的な顔を作ろう!~
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机の上に用意されていたのは、黄色・赤・白・青の四色の蜜蝋粘土と、石膏でできた顔の土台。この教室では鏡を使うことは一切せず、ニッコリ笑うとどのあたりが盛り上がるか、口の形はどんな風になるか、触って確認してから製作しました。粘土を触ると手が汚れるので、まず顔の筋肉の付き方をチェックします。次は各色の粘土を混ぜ合わせ、さまざまな色を作ることに挑戦。赤と黄色を混ぜるとオレンジに。そこに白を混ぜるときれいな肌色になります。また、赤と青を混ぜて紫色になったものに、さらに黄色を混ぜると茶色に。髪の毛にぴったりな色です。
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いろいろな色ができあがると、先ほど指先で確認した筋肉の具合を思い出しながら、土台に粘土を乗せていきます。顔の作り方や色の使い方は人によってさまざまです。緑色の顔にする男の子もいれば、真白な肌にして鼻の先に赤いボールを乗せ、ピエロの顔にする女の子も。それぞれの工夫で、ユニークな作品が仕上がりました。
- 山岡 敏和 (やまおか としかず)
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【講師紹介】
1958年、滋賀県長浜市生まれ。京都・嵐山在住のフリーランス・イラストレーター。
1980年に独立。当時はリアルイラストレーションが中心だったが、1995年頃から粘土作品に取り組み始め、現在はそれが中心となっている。
また、Shadeで3Dグラフィックスも作るなど、活動の範囲を広げて活躍中。