ハートフルフェスタ2008
Dot & Line ミニライブ
~ヴァイオリンとドラムだけの楽しい音楽会~
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オースザンナの明るい演奏で始まったミニライブ。
曲の間に楽しいトークを披露してくださった穴澤さんは、全盲だとは思えないほどに激しくアップテンポなバイオリン演奏をされます。そして、ドラム担当の高木さんは、絶えずニコニコと優しい笑顔を浮かべていました。そんな朗らかなDot & Lineの舞台は、すぐに観客を虜にしてしまいました。
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マンボNo.5の演奏では、「ウ!」というかけ声を練習することに。「日本人は恥ずかしがり屋だから、かけ声を出してとお願いしても、最初はなかなか声を出してもらえない」と心配していたお二人でしたが、いざ曲が始まってみると会場全体が一つになったような大きなかけ声が飛びました。
「口笛吹きと犬」は、口笛の演奏が挿入される軽やかな曲ですが、前奏が始まる前、誰かのお伴でやってきた盲導犬が、小さな声をあげました。
それはまるで声援を贈ったかのようにも聞こえたのですが、穴澤さんは、「本物がいたからプレッシャーを感じました」と観客を笑わせていました。「いちご畑と青い空」や「あの木に寄りかかって」などのオリジナル曲も演奏され、大満足のライブとなりました。
- Dot & Line (どっとあんどらいん)
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【プロフィール】
メンバーは、バイオリンの穴澤雄介とパーカッションの高木将雄の二人だけ。
「あの木に寄りかかって」などのオリジナル曲も次々発表し、打楽器とヴァイオリンという意外な楽器の組み合わせがマッチして楽しいと評判を呼ぶ。
第六回東京都ヘブンアーティストに認定され、路上ライブだけでなく、朗読会のBGMや、CDの発売など、多方面で邁進中。