ハートフルフェスタ2008
LOVE JUNX パフォーマンスライブ
~ダンスで大きな可能性を表現~
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半年間だけのつもりでダウン症児童にダンスを教えた牧野さんは、活動を続けるうちに、彼らの明るさやエネルギー、秘められた可能性を実感したそうです。そして、彼らと関わることで何かが始まると信じ、LOVE JUNXを立ち上げたのだとか。
生徒の上達のために何よりも大切なのは、「ダンスが好き」という気持ち。できないと諦める前に、「できる場」を整えることが重要なのだという考えで活動を続けてきました。
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そんなLOVE JUNXが最初に披露してくれたのは、「BREAKTHROUGH」に合わせた軽快なダンスです。ステップを踏みながら逆立ちをしたり、力強くこぶしを突き上げたり、見ているだけでも楽しい気分が伝わってきます。でも、楽しいだけではありません。最年少チームの「LOVE JUNX KIDS」によるダンスの中にさえ複雑な振り付けが散りばめられ、彼らの身体能力の高さを伺い知ることができます。
特に、ブレイクダンスチームには、連続側転を決めるパフォーマーや、華麗なフットワークで激しく踊るパフォーマーもいて、鍛えられた筋肉の動きが、Tシャツの上からもはっきりとわかるようでした。
額に汗を光らせ、自信たっぷりに踊る姿に、観客からも大きな拍手が贈られました。
- LOVE JUNX (らぶじゃんくす)
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【プロフィール】
PO法人トイボックスの、ダウン症患者のためのエンターテイメントスクールとして、2002年10月に活動をスタートする。
エンターテイメントを通して自己実現と自己表現の場を提供し、自立支援をしていくことと、一般のダウン症に対する認知度を広め、理解を深めることを目標とする。
現在300名以上の会員が所属し、それぞれに協力し合って成長し続けている。