ワークショップ:光と影の芸術祭
影絵で遊ぼう!
影絵人形をつくって、スクリーンに映してみる
平成22年12月18日(土) 13:30~15:30 研修室
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「うさぎとかめ」の人形づくりに挑戦
影絵劇の専門劇団「角笛」のみなさんと一緒に、影絵人形をつくるワークショップ。はじめに、スクリーンを使って、影絵劇の特長を教えてくださいました。影絵人形はスクリ-ンを左右に動かして表現することが多いので、横向きの人形であること、喋っている人形だけが頭を動かして、どの人形がセリフを言っているのかを判りやすくするなど、興味深いことがたくさんありました。
今回は、「うさぎとかめ」の影絵人形を作ってみることになりました。まずは、厚紙に原画を赤いカーボンで転写します。次にそれを切り抜いていきます。細かい作業の連続ですが、参加者のみなさんは慎重に取り組んでいました。
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出来上がった影絵人形で、さっそく影絵劇
それぞれの人形の輪郭を切り抜いたら、次は影に色をつけるために、眼や耳などをさらに切り抜きます。その部分にセロハンを貼って、ちょうどステンドグラスのような仕組みをつくります。最後に頭と胴体、手を割りピンで取り付け、手や足を動かすための割り箸、頭を動かすためのテグスをつけて完成。
さっそく、スクリーンに映してみることに。思い通りに動くので、参加者のみなさんからは歓声が上がりました。
- 劇団角笛(げきだんつのぶえ)
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【プロフィール】
1963年に影絵の専門劇団として結成。「角笛シルエット劇場」の名称で、北海道から沖縄まで、日本各地で公演を行う。1年間の公演日数は約160日間、子ども達を中心にした観客動員数は約20万人を数え、創立以来の動員は、延べ1200万人を超える。( また海外公演の実績も豊富で、1982年と1985年秋には約40日間に及ぶフランス公演、1992年の香港公演、1996年1月には一ヶ月間、東南アジア5カ国(タイ、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマー)を国際交流基金の主催事業でツアー。2001年5月には韓国ソウル市内のLGアートセンターで12日間27ステージに及ぶ公演を行い、約2万人を動員。2002年3月には9.11アメリカ同時多発テロの影響で不安視される中、アラブ首長国連邦(ドバイ、アブダビ)とバーレーン王国で公演を敢行するなど、さまざまな文化交流にも貢献している。