第4回「大阪府障害者芸術・文化オープンカレッジ」
この思いを音に乗せば、どこまでも届く。
音楽コース
音楽コース1全盲のシンガーソングライター福本さんの音楽コースは、今では、すっかり恒例になっていて、これを楽しみにしている参加者も多いとのこと。実際、福本さんはさまざまな障害のある方々を対象とした音楽教室を開いていて、その経験が生かされたワークショップを受けたいと希望する参加者が大半です。
ワークショップの進め方は参加者の演奏レベルやどんなハンディキャップがあるかを聞くところから始まりました。福本さんの演奏アドバイスや細やかな質問からは、やはり音楽教室での実績がはっきりと、うかがえる内容でした。


音楽コース2
音楽コース3
音楽コース4

音楽コース5
福本さんのワークショップの基本は、参加者の個性を生かすこと。すでに楽器の演奏を親しんでいる方だけではなく、初めて音楽コースを体験する人も、発声や歌う時の気持ちについてアドバイスを受けるうちに、音楽コース6それぞれの思いを少しずつですが表現できそうな気持ちになっていくかのようでした。
最終日には「ソロ演奏」と「合同演奏」の発表会が開催されました。ソロの部は、すでに楽器演奏の経験がある3人の方々が、合同演奏の部では、すべての参加者が「世界にひとつだけの花」と「川の流れのように」を演奏しました。演奏を終えた参加者の方々は口々に「楽しかった」「少し緊張した」と感想を話し合いましたが、音楽コース7福本さんは「ステージで演奏すると、ふだんよりも少し緊張するので、演奏に集中することができます」と成果を人前で発表することの大切さを語ってくださいました。
そして最終日には、参加者からの声援で福本さんがオリジナル曲を演奏。参加者の方々も福本さんも充実したワークショップとなりました。


講師紹介
講 師  福本 淳(ふくもと きよし)
1970年、京都府生まれ。 先天性視覚障害のため、視力回復手術を試みるも、19歳で全盲となる。1993年、大阪芸術大学演奏学科声楽科を卒業。その後、自作の曲を中心としたピアノの弾き語りによる演奏活動を展開。1994年、個人音楽スタジオ(福本ヒーリングスタジオ)を開設。自らの体験をもとに「障害者向け音楽教室」を実施、1998年ファーストCDアルバム“小さな出逢いから”を発売。2000年8月には長居スタジアムにてセレッソ大阪公式戦のオープニングアクトおよびハーフタイムショーに出演。その後、シングルCD「風をみたひと」を発売。ラジオ出演や全国各地でイベント、コンサートを行うなど積極的に活動する。現在、ピアノの弾き語りのみならず、バンドでのステージ、音楽教室での指導など、幅広く活躍中。
 

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