/// ショート・ミュージカル『タイムトラベル』 発表会 ///
bookアイコン ふるえる、こわばる、あがりそう。それを越えた瞬間、心の財産ができた!

 
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いよいよ、3日間のラストを飾るショート・ミュージカルの開幕!
「ダンス」「音楽」「演劇」の各パートと合同レッスンの成果を試す時です。
  

「ただ今から、ショート・ミュージカル『タイムトラベル』を上演します」
アナウンスが響くと、会場が静まり、ステージと客席が暗転に。

オープニングは香瑠鼓さんとアシスタントのみなさんによるダンス・パフォーマンス。
初日に講師パフォーマンスとして披露された作品ですが、今日は一層、白熱しています。香瑠鼓さんたちの意気込みが、参加者の神経をより高く集中させそうです。

香瑠鼓さんのオープニング・パフォーマンス(2)
香瑠鼓さんのオープニング・パフォーマンス(1)
 


続いて音楽講師の楯さんのボイス・パフォーマンスに導かれ、音楽パートの参加者が登場。
カリンバ、レイン・ツリーといった民族楽器やピアニカ、トライアングル、そしてクルクル回せば救急車のサイレンような音が出るホースまで、かわいらしくて不思議なサウンドが、聴く者をアフリカかどこかに連れていってくれそう。
やがて音楽は、クラリネットによる「赤とんぼ」のメロディーに引き継がれ、合唱へ。
民族音楽の楽器と日本の童謡という組み合わせは、ステージを懐かしくも、新鮮な雰囲気で包んでいました。続く手話歌「かえるのうた」では、参加者全員が飛び跳ねながら力強く大合唱。
会場からも思わず手拍子が飛び出していました。

音楽パートの本番のようす(1)
音楽パートの本番のようす(2)
音楽パートの本番のようす(3)
音楽パートの本番のようす(4)
 


ステージに軽快なBGMが鳴り、演劇パートの出番です。
まず蘭丸陽一さんと濱田マ助さんのパントマイムでスタート。
これも初日の講師パフォーマンスで披露されたネタですが、後に続く参加者のパフォーマンスのためにも、お二人が張り切っておられるのが十分に伝わってきました。
蘭丸さんの「エスカレータ」というかけ声と同時に、参加者が次々にエスカレータのパントマイムで登場!
レッスンでは苦労したテクニックも、いざステージでやるとエスカレータに見えてくるから不思議。
会場からは驚きと笑いの拍手が。そして場面は一転して「ちょうちょ採り」のパントマイムに。
ちょうちょがひとり一人のあいだを飛び移るさまを、参加者が目と手だけで表現していきます。
その細やかな表情と身体表現に、観客もじっと見入っていました。 最後に「人形振り」。オルゴール曲に合わせて、人形になったつもりで動く参加者たち。
どこまでもどこまでも透明感のあるロマンチックな演技でした。

演劇パートの本番のようす(1)
演劇パートの本番のようす(2)
演劇パートの本番のようす(3)
演劇パートの本番のようす(4)
 

  
ラストを飾るのはダンス・パートです。
全員で合わすユニゾン・ダンスは、手と足を思いっきり突き出し、エネルギーも十分。
つい三日前までは、縮こまっていた手足がウソのよう。 引き続き、いよいよ見せ場のソロ・ダンス。
自分の思いや感情を全身で表現する喜びを手に入れた参加者の動きは、まるで見違えるよう。
すでに会場の手拍子もヒートアップ。
ステージサイドで香瑠鼓さんとアシスタントのみなさんが「もっと、もっと」と声をかけるにつれて、参加者の動きはますます躍動感あるビートを刻みます。

ダンスパートの本番のようす(1)
ダンスパートの本番のようす(2)
ダンスパートの本番のようす(3)
ダンスパートの本番のようす(4)
 

  
ステージも佳境。
ダンス・パートのノリをそのままに、いよいよ合同レッスンの成果を試すロック風ケチャへ。
音楽講師の楯さんの拍子に合わせて、それぞれのパートが小刻みなリズムでかけ声をスタート。
からだでリズムを取りながら、こぶしを突き出すポーズにも自信に満ちあふれています。
香瑠鼓さんが参加者の間を駆け回りると、全員のノリがますますアップ!
講師のみなさんが、参加者のひとり一人にマイクを向けると、その度にひときわ大きなかけ声が響きます。
盛り上がりっぱなしのロック風ケチャは、盛大なフィナーレとなりました。

参加者全員によるロック風ケチャ(1)
参加者全員によるロック風ケチャ(2)
参加者全員によるロック風ケチャ(3)
参加者全員によるロック風ケチャ(4)
 

最後の挨拶をする香瑠鼓さん
参加者全員で記念撮影

3日間に及ぶミュージカル・ワークショップは無事に全スケジュールを終えることができました。
障害のある人とない人が共に力を合わせ、作品づくりに取り組んだ3日間。
最初、じっと立っていることすらやっとだった、ためらいがちだった、どうサポートすればいいかとまどってた、とにかく夢中だった………… 参加者は毎日、それぞれの不安やとまどいと正面から一緒になって戦ってきました。
それらを乗り越えた後の充実感や達成感は、誰にも誇れる心の財産になったことでしょう。
そしてこのミュージカル・ワークショップで得た経験は、決してステージ上だけの特別なものではなく、日常生活、そして社会生活にもきっとつながっていくことでしょう。
最後に総合プロデューサーの香瑠鼓さんが参加者に向かって一言。
「来年もやろうね!」 全員で再会を約束した瞬間でした。



   
1月11日(土)
1月12日(日)
1月13日(月・祝)
 
 
   
[ショートミュージカル発表会]