音楽コースのワークショップは、講師の福本さんによるトークとピアノ弾き語りによるミニライブで始まりました。

福本さんは先天性の視覚障害のために全盲となりましたが、シンガーソングライターとして精力的に活動。また障害のある方を対象とした音楽教室で、さまざまな障害の方を対象に音楽指導も行っています。教室に通っている生徒さんの演奏を流しながらその人の症状や音楽への取り組み方を紹介して、時間をかけて成長していくことの大切さを教えてくださいました。

トークの合間のミニライブでは、自作の曲に加えて「世界に1つだけの花(SMAP)」「少年時代(井上陽水)」などお馴染みの曲目も演奏。参加者の方々は自然と身体でリズムをとっていました。「まずは音楽を聞くということから色んなことを感じてもらいたい」と福本さんは語ります。
1日目の最後は参加者の自己紹介です。今まで音楽を全くやったことがない方もいれば、すでに発表の場を経験したことのある方も。楽器経験者はピアノやドラム、サックス、大正琴、ギター、ハンドベルなど、多岐に渡っていました。
2日目は「楽器パート」と「唄パート」に分かれてパート別レッスン。各自が楽器を持ち寄って演奏したり、得意な歌を歌ったり、自分の出来ることを精一杯に表現しました。福本さんは一人ひとりと話をしながらアドバイスをして、参加者の個性を活かした発表に向けてみなさんをまとめていきました。
3日目は楽器と唄、みんなで一緒に発表です。昨日やったことを思い出し、確認しながら合わせてみました。 課題曲の「さんぽ」「大きな古時計」「上を向いて歩こう」の3曲をそれぞれ演奏。バラバラに練習していたときとはまた違い、参加者みなさんの想いが1つになったようです。